【足利市百頭町中古戸建1,880万円】を紹介します



今回は【足利市百頭町中古戸建1,880万円】の物件を紹介させて頂きます。

こちらの物件、平成24年4月に足利市百頭町に建築。

足利市百頭町には、「市街化区域」「市街化調整区域」とが混在しており、この建物は「市街化調整区域」に建築されました。

「市街化調整区域」とは市街化が進まないよう抑制する区域であり、人が住むためのまちづくりを行う予定のない区域 のこと。

その区域に都市計画法の認可を取って建築された住宅です。

初めから難しい事を書きましたが、この物件を話す上で「市街化調整区域である」というところが重要なポイントでもあります。

市街化調整区域であるからこそのメリットが複数点りますので、初めはそれをふまえながら物件を紹介してまいります。

 

 目次

  1. 物件のメリットとデメリット
  2. 建物の内部紹介
  3. 配置計画
  4. まとめ

| 物件のメリットとデメリット 


まずはこちらの物件のメリットから、紹介いたします。

利用規制が多く住みづらいイメージのある市街化調整区域ですが、土地自体が安価で固定資産税が安くなります。

こちらの物件は年間固定資産税額は約9万円。

足利市内の市街化区域で同じ敷地の広さであれば、建物を同条件として約15万円程度は徴収されます。

市街化区域では固定資産税と都市計画税が徴収されますが、都市計画調整区域では都市計画税がないのが大きな特徴です。

 

また、周りに大きな建築物がなくて自然が多い環境のため、騒音に悩まされる心配がありません。

隣家と離れていて密着していないため、生活音で近隣トラブルに発展しない点でも魅力的な環境と言えます。

市街化区域と比較しても土地がとても広く、敷地面積は109坪。

同じ価格で購入したとして、足利市の市街化区域では約60坪程度かと思います。

とても静かな環境で過ごせるうえ、ゆったり広い庭でのんびりできるため、プライベート空間を思う存分楽しめるでしょう。

とはいえデメリットも勿論あります。

 

①一般的な土地よりも都市計画などの制限があることから市場価格が下がる傾向にあります。

市場価格が下がるということは住宅ローンの融資額が減額されるケースも稀にあります。

都市計画調整区域は緑が多く、穏やかな環境など良い点がある反面、土地の価値は低いという認識を持っておいてください。

 

都市部から離れた市街化調整区域では、インフラの整備が遅れます

インフラとは、生活・産業を営むうえで欠かせない社会基盤の施設の総称で、住宅地ではない市街化調整区域は道路の塗装や下水道、都市ガスなどの設備も遅れてしまいます。

 

上記がこちらの物件のデメリットです。

 

これは私の見解ですが、この物件は「市街化区域に隣接した市街化調整区域」ですので、ヤマグチスーパー、セブンイレブン、ウェルシア、御厨小学校、グランド、公民館、JA、足利銀行などに近く、生活環境が良い立地であると言えます。

市街化区域と同じ環境でありながら、維持費が安く、尚且つ静かで敷地も広い。

 

これから足利市御厨エリアの市街化区域物件を買う前に、一度検討する事をお勧めします。

 

 

 | 建物の内部紹介 


オール電化住宅で、5LDK。延床面積は119.23㎡(36.06坪)。

2階に4部屋あり、5人家族でも安心して住める設計です。

また、各居室が6帖確保されており、ホールと廊下で各居室のプライベートを確保させた間取りです。

 

それでは建物内部を見ていきましょう。

玄関は南向きで陽が入り明るい印象です。

下駄箱には約70足(35セット)程入る容量となっております。もちろんブーツなど高さのある靴の為に仲は可動棚使用です。

 

リビングも南東部に設計されておりますので、さすがに明るい空間です。

床の色がライトブラウンという事もあり、16帖より広く感じます。

各居室の照明、カーテン、エアコンは完備されており、住むまでの費用が軽減できる事は嬉しいポイントです。

壁紙やフローリングに目立つ傷は無く、丁寧に使っていた事が分かります。

 

16帖のLDKには造作棚があります。電話はもちろん、雑誌や写真、リモコン類をまとめておくのに便利そう。

対面式のシステムキッチン。オフホワイトの扉に汚れは無く、非常に綺麗。

カウンター付きですので、来客時にキッチンが片付いていなくても見える事はありません。

オール電化住宅ですので、調理器具はIHを装備。

3口ありますが上はラジエーターですので、高温にある為注意が必要です。

IHクッキングヒーターは、ご存知の通り火を一切使いません。

最近では、夫婦共働きの家庭が増えており、留守中に高齢者や子供がガスコンロを使用して火事になるケースが急増しているそうなので、夫婦共働きのご家庭には、IHクッキングヒーターは非常にメリットが高い商品だと思います。

天板の調理面がフラットなので、調理後はサッと一拭きするだけで、調理汚れを除去することができます。

もちろん、IHヒーター部分であれば、調理後すぐに触っても熱くなっていませんので、火傷の心配もありません。

ガスコンロの清掃は面倒で手間も時間もかかるため、1年に1度だけ年末の大掃除にしか清掃しない家庭も多いのですが、IHクッキングヒーターにすることで、面倒な清掃の手間を大幅に省けるのは大きなメリットだと思います。

夏場の蒸し暑い日に料理って本当に嫌になりませんか?

火を使う料理では、料理中の余熱が部屋中に拡散しますし、とくにキッチン廻りはとても高温になります。

しかし、IHクッキングヒーターであれば、直火を使用しませんので、料理中の余熱はほとんど出ません。

夏場になれば、料理中のエアコン使用も控えることができますので、結果として光熱費を大幅に抑えることが可能になります。

 

和室は畳のにおいがする落ち着く空間でした。

クローゼットですので、純和風の空間ではなく、洋風のインテリアに自然と溶け込むデザインです。

1階ホールには階段下収納がありますので、掃除用具はこちらに収納する事をお勧めします。

階段下のデッドスペースをうまく収納にしております。

高さはありませんが、有ると重宝する収納です。

 

サニタリーはホワイトを基調としたデザインです。

こちらも、床、壁紙に目立った傷は無く、綺麗な状態です。

キッチンからの家事動線が非常に良く出来ており、移動が最小限で済むよう設計されています。

 

浴室はターコイズブルーのアクセントパネルが特徴的です。

床が約15分程で乾く床材を使用しており、カビの発生を抑えると共に、転倒防止に役立っております。

 

トイレはウォシュレット付。

撥水性の高い樹脂を使った便座と、汚れが付きにくいノズル、除菌成分を含んでいる「きれい除菌水」できれいな状態を長続きさせるのが特徴です。

清潔さ、掃除のしやすさのバランスの取れたトイレです。

それでは2階を見てみましょう。

2階ホールには物干しフックがあり、雨の日の洗濯ものを干す際に便利です。

不要な時には取り外してしまっておけるので、インテリアの邪魔にもなりません。

 

2階トイレにも目立った傷は無く、綺麗な状態です。

 

バルコニーには物干しフックを装備。

南面に広く洗濯物が干せるようになっており、家族5人分の洗濯物を干すのには十分なスペースです。

陽当りが良いのは、前半で話をした「市街化調整区域」であるために、隣地との感覚が広い為。

 

 

北西の居室は北側で最も陽当りの悪い部屋。

写真を撮影した時間は約11時頃。

十分すぎるほど陽が入ります。

 

 

こちらは北東の居室。こちらは東側という事もあり、陽が入ります。

朝方は陽の光で目覚める事の出来る部屋です。

南東の居室はバルコニーに出られる唯一の部屋。

家具配置のしやすい窓の配置。一番陽当り風通しの良い空間となっております。

 

南西の居室。

照明、カーテン、エアコン完備です。傷無くキレイに使用可能です。

 

| 配置計画 


注文住宅で家を建てるという場合、みなさん何にこだわるでしょうか?

キッチンやユニットバスなどの住宅設備機器という方もいれば、フローリングや造作などの内装にこだわる方もおられるかもしれません。

基礎や構造・断熱性や省エネ性のなどの建物の基本性能を重視する方もおられるでしょう。

ただ共通してこだわるポイントとしては、“間取りの作成”という声がやはり一番多いのではないでしょうか。

 

しかし、ここで重要なのは、間取り作成と共に、敷地のどの場所に建物を配置するのかという「配置計画」も大変重要だということです。

この建物の配置をあまり真剣に考えてなかったという方は以外に多いかもしれません。

でも、この建物の配置一つで大きく暮らしやすさや快適性が変わります。

本物件は建物を西側に寄せる事で、駐車スペースを広く確保しています。

又、北道路から敷地延長した土地形状であるため、道路の騒音対策や道路からの視線対策がしっかりとられている事も嬉しいポイント。

南側の庭は周りの目を気にすることなくプライベートに使える空間です。

子供と遊ぶも良し、親友知人とのバーベキューも良し。多目的にのびのび使える空間となっています。

居住する人のプライベート性を高めた配置計画が良く考えられており、住む人を選ばない住宅です。

家を建てる際にはついつい間取り作成ばかりに目を取られがちですが、建物の配置についても常に“並行”して検討していくことがより良い住まいへの第一歩となる事を改めて感じました。

 

 | まとめ 


いかがでしたでしょうか。

オール電化で光熱費を削減し、誰にも邪魔される事のないプライベートな生活が送れ、維持費が安い今回の物件。

周辺環境、間取り、設備、仕様、配置計画、非常にバランスの取れたオールラウンダーな物件です。

内覧される際は、是非周辺環境もチェックしてみて下さい。

足利市内の市街化調整区域でここまで住環境に優れた物件は中々ないはずです。

 

下記から物件の詳細をご確認頂けますので、是非ご覧下さいませ。

 

【詳細はこちらからどうぞ】

↓   ↓   ↓   ↓

https://www.house-studio.co.jp/b/p/detail.php?bn=1630 

 

コロナウィルス対策としてYouTubeでも内覧動画を公開しております。

 

参考にして頂ければ幸いです。

最後まで読んで頂きありがとうございました。