【足利市での不動産選び】ここには必ず注意!!



今回のテーマは【足利市での不動産選び ここには必ず注意!!】についてです。

 

日用品を買ったり選んだりするのと違い、高額で買い替えが難しい不動産選びでは失敗・後悔をしたくないですね。

不動産ごとにチェックしておきたい確認ポイントはたくさんあり、詳しい説明がないと分からない項目も多いものです。

そこで今回は中途半端に不動産ごとの確認ポイントを挙げるのではなく、足利市内での不動産選び全般でご注意いただきたい点をお伝えしようと思います。

 

 

 目次

  1. 安すぎるワケあり物件にご用心
  2. 既存不適格の物件にご注意
  3. こんな広告は違法です
  4. まとめ

 

| 安すぎるワケあり物件にご用心 


中古マンション・中古戸建の場合、築年数が浅かったり、足利市で便利な立地にあるにも関わらず「なんでこんなに安いの?」と思う物件に出会うことがあります。

【近隣相場に比べて明らかに安すぎる物件は要注意】

中古車でも言われることですが、相場よりはるかに安すぎる場合は事故車だったり、メーター戻しといった「ワケあり」の場合が多いと言われます。

不動産も同様で、理由もないのに破格の安さになることはまずありません。

目先の補修をしただけの欠陥住宅だったり、過去に浸水した物件、あるいは事故物件といって家事や事件、事故で人が亡くなっているような場合もあります。

他には、敷地と道路に高低差があり、建物を建てる為には土留め工事をしなければならないなどで費用が別途かかることもあります。

単純に相場と比べて格安だからイコールお値打ちと考えるのではなく、まずは見落としたポイントが無いかしっかり確認しましょう。

その上で物件として気になるのであれば、どういう事情で格安なのか、問題はないのか、信頼できそうな不動産屋に相談する事が大切です。

 

 | 既存不適格の物件にご注意 


建築基準法が昭和25年に施行されるまで建築についての基準はなく、また昭和48年以前は建ぺい率や容積率の規定がなかったため、広さや容積を制限されず自由に建物が建てられていました。これは足利市に限らず、国内全域での事です。

そのため古い建物には現在のの建築基準法に適合しないものが出てくることになり、これらの中古マンションや中古戸建を「既存不適格」と言うようになっています。

既存不適格」の物件を買ってしまうと、建て直しの際に面積を縮小しなくてはならなくなったり、マンションの場合は戸数が減って資産価値が下がる可能性が大きくなってしまいます。

特にマンションの場合は注意が必要で、建て替えることで戸数が減ってしまうと住めない人が出た場合に補償の問題が出てくるため、築年数は経過していくのに建て替えに至らず、「既存不適格」のまま放置される場合が出てきます。
古いマンションは新耐震基準も満たしていないため何かと心配も伴います。

中古住宅も同様に言える事であり、そもそも建築確認を取っていないものや、調整区域にて違法に建築している事もあります。

足利市内では市街化調整区域が多く存在する為、都市計画法、農地法、建築基準法に適合した建物か否かは、提案を受ける際に必ず確認しましょう。

 

| こんな広告は違法です 


不動産広告には一定のルールが設けられています。

 「宅地建物取引業法」「不当景品類及び不当表示防止法」という法律」
 「不動産の表示に関する公正競争規約」(表示規約)」というルール。

しかし広告の中には、これらの法律やルールを守らずに物件を掲載しているものが少なくありません。

最も分かりやすいところでは「破格」「特選」と言った表現や「絶対にお得!」「今後絶対ない堀出し物件」などが違法です。

また建築条件付き土地の広告の場合はさらに注意が必要です。

宅地建物取引業法(宅建業法)では、建物の広告は確認申請が下りるまで広告も契約もしてはならないと定められています。

そのため建築条件付き土地の場合、販売しているのは土地だけのはずですから【土地の価格】が一切書いてなかったり、土地と住宅のセット販売価格しか書かれていないなどの場合は違法です。

まだ建っていない家に確認申請はありませんから、土地と合わせて広告や契約をすることは違反になるのです。

※ 建物の参考価格や参考間取りを「参考」として、土地価格より小さく表示してメージを表現する為に記載するのは認められています。

不動産広告は見る人の誤解を誘うような書き方は禁止されています。

広告では価格や間取り、面積や立地などが大きくアピールされるため、ついそちらに目を奪われがちですが、物件選びの際に大事な情報や知っておくべき情報は隅の方に本当に小さく書かれている場合が多いもの。

広告を見る際は誤解を誘うような表現がないかといったことと合わせ、紙面を隅から隅までしっかりと確認するようにしてみてください。

 

 | まとめ 


分からない事があれば必ず不動産屋さんに聞くようにしましょう。
その時に、しっかりと聞きたい事に答えてくれるのが、良い不動産屋さんの条件とも言えます。

悪い不動産屋に当たった、担当スタッフとの相性が悪い、希望するお部屋がないなど不満を感じた場合は、別の不動産屋に行きましょう。

不動産屋は他社と比べられることを前提にしているので、複数の不動産屋を回っても問題ありません。

むしろ、複数の不動産屋を回って、自分と相性が良いところを見つけることが大切です。

 

とは言っても、何件も不動産屋を回るのは疲れるもの。

そんな時は、ネットの口コミ評価の高い不動産屋を選ぶ事をおススメします。

他の方がその会社にどのような評価をしたのか、「満足したのか」、「後悔したのか」口コミチェックも良い不動産を探す上で重要なポイントと言えるでしょう。

参考にして頂ければ幸いです。

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。